種別:刀
無銘:江義弘
時代:鎌倉末期
長さ:70.8cm
反り:1.5cm
元幅:30.4mm
元重:7.4mm
先幅:23.3mm
先重:5.3mm
重量:744g(刀身のみ)
付属品:白鞘、白鞘袋、鑑定書(美術倶楽部鑑定部)
江義弘は、相州正宗、粟田口吉光と共に天下三作と讃えられる名工です。
江義弘は、越中国松倉郷に居住したと伝わっていて、居住地から「松倉郷」または「江(或いは郷)」と呼ばれています。正宗十哲の中でも義弘の評価は高く、筑前左文字と双璧とされています。また、鎌倉期から南北朝期にかけての相伝の刀工はいずれも在銘作が少ないですが、貞宗と義弘は現存する正真確実な在銘作が皆無で、その作刀はいずれも無銘極めです。
本刀は、大磨上無銘ですが、研磨の人間国宝本阿弥日洲師と美術倶楽部鑑定部により建武頃の江義弘の作と極められています。
姿は、鎬造、庵棟、身幅尋常、表裏に丸留の樋を施している。鍛えは、詰んだ小板目に流れごころの肌交じり、地沸つき、地景入る。刃文は、浅い湾れに、互の目や丁子など交じり、足太くよく入り、金筋、砂流し頻りにかかり、帽子は火焔帽子となる。僅かに鍛えや変わり鉄などが見られますが、地刃共に非常に明るく冴えた江義弘の傑作で、現在は残念ながらわかりませんが、江戸期にはしかるべき大名家が所蔵していたとしても不思議のない名品です。
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