アルファロメオ 156 V6、6速ミッションになります。平成11年4月登録、型式 E-932A1 、原動機 32401、走行距離 158000km、車検の有効期限は本年4月4日。
本車輛は、平成26年1月に当オークションにて入手後、長い期間所有していましたが今後色々修理しなければならない箇所が多々ある上、昨年に別のアルファロメオ(GT jts)を購入し、予想以上に気に入ったので手放す事にしました。
この車は、珍しくコーンズで販売されたものの様です。そのため、フロアーマットには、CORNESの表記があります(但し、経年変化で大変くたびれています)。
本当に、このV6エンジンは素晴らしく、本来2年前に手放す予定でしたが、家族の反対を押し切り、現在まで手放す事が出来ませんでした。特に6速ミッションを駆使したエンジンの吹け上がりと音(等長フロントパイプ+社外リアエンドマフラー ASSO)は乗るたびに感動があり、未練が残ります。
当方、その10年の期間にアルファロメオ155TS、アルファロメオ156V6Qシステム、プジョー407SV、プジョー307CC、アルファロメオ156TSWGNを取り換え同時所有しました。それらの車輌は比較的安価で購入した事もあり、2~4年所有し、車検満了後は全て解体屋への持込買取して貰っています(個人取引によるトラブルの回避、使用部品の再利用、鉄くず相場に連動した適切な買取価格等の理由による)
本車輌については、貴重な6速ミッションとヌボラブルーの組み合わせでもあり、解体するのは忍びなく、出来れば、どなたかコツコツと直して乗られる方又はレースに使用する方又は自身の愛車へ部品取車としての活用される方への譲渡を希望します(そのため抹消渡しとなります)。
現在の不具合について、覚えてる範囲で記載します。また、修理記録についても記載します(他にも不具合がある可能性がある事を了承ください)。
○外装
・経年変化によるクリアーの剥がれあり。ボンネット、右側面後部は特に酷い
・右フェンダー下部に凹みあり
・右リアドア部、過去に板金塗装した跡が所有期間中の洗車とワックス磨きで出てきた
・右側サイドスカート前部にめくれあり(再取付で直ると思う)
・左右のドアミラーが根元よりグラグラ。左は中古品と交換したが、再度、グラグラ発生(使用上は問題なし)。右はオリジナル品の未交換であり、根元より破損しており、手で押すと向こう側にも行ってしまう(走行時に動く事は無いが交換が必要)
・フロントライトがくすんでいる。また、長い事、HIDを使用していたため、リフレクターも劣化している(前々回の車検時、ライトの光量は下限ギリギリでした、次回はライト自体の交換が必要かも?と車検場で言われましたが何故か前回は通常に合格しました)
・フロントライトの片側のバルブ固定爪2ヶ所の内、1ヶ所が破損している(バルブの固定は問題ないが、あまり気持ちが良くないので、上記と合わせフロントライト自体を交換した方が良い)
○機関
・交換した等長フロントパイプ(確かメーカーはオーバーレーシングだったと思う?)の蛇腹部が昨年破損し、排気漏れが発生。そのため、始動時に爆音あり。走行中もそれなりの音がします(交換が必要不可欠、純正のフロントパイプは差し上げます)
・フロント、リアともにアーム類のブッシュが寿命。走行時に、ギシギシ音が発生。特に、寒い朝の音は大きい。只、走り出し、ゴムが馴染み、暖かくなると気にならなくはなります。夏場は気になりませんが交換した方が良い
○その他
・エアバック機能作動せず。故障しており、原因はエアバックコンピュータである事が判明。要交換。
・2週間程度乗らずに放置し、始動した際、直後は燃料メーターの動きが悪く、空を指し、燃料警告灯のランプが点灯。走行20分程度でメーターが上昇し、その後、警告灯は消える (燃料ポンプは入手後、燃料漏れが発生したため、別の比較的新しい交換済み車より外し交換済みではあります)
・空調出口の切り替えが不可能。これも156では発生し易い故障で、インパネ内部にある空調切り替えギアーが破損した様子。そのため、フロント上部出口で固定されてしまい、夏場エアコンの効きは絶望的⇒この故障が今回、所有を諦めた最大の理由
・キーレスは動かず。鍵で開け閉めします。鍵側の不調と思われる
○修理履歴(自身の所有期間で覚えている範囲で)
・購入後、初回車検時(川口のアルファ専門店にて)にドライブシャフトの左右ブーツ(アウター側)の破れが確認されたため、車検と同時に修理
・リア・パワーウィンドウが動かず故障修理、どちら側か忘れましたが中古品のアームと交換。約8年前
・フロントシートとリアシートを当時同時所有していた156Qシステムを廃車するのを機会に、その車輌より全て移植。そのため、本来無いアームレストがあります
・約5年前、アイドリングが不調となったため、中古品のエアフローと交換
・平成27年9月、川口のアルファ専門店にて、エアコン・コンプレッサーを中古品に交換
・令和3年12月、クラッチの切れが悪くなり、鬼門のクラッチレリーズシリンダー社外品を新品購入し、交換
・昨年7月、水温が高めのため調査したところ、冷却水リザーブタンクの割れを確認、ディラーにて新品を購入し、交換。円安のため、部品のみで15,000円もした
○修理記録(所有前の分かる範囲で)
・平成21年3月 タイミングベルト一式交換(94,963km)
・平成22年11月 ショックアブソーバーをビルシュタイン新品に全交換し、アライメントを調整。
・平成23年3月 クラッチ、クラッチカバー、レリーズベアリング交換(116,668km)
・平成23年4月 ドライブベルト交換(117,800km)
なお、写真にも写っているカーステレオ、ナビ、レーダー、ドライブレコーダー等の社外品は外します。コードカードは付属します。
上記の所有期間中は修理記録通り、大きなトラブルも無く、定期的なバッテリー交換、オイル交換、前後ブレーキパット交換位で非常に安心して乗れる車でした。現在もエンジンは絶好調でレッドゾーン目掛けて快音で吹け上がります。また、この車種の特徴として、中古パーツが多数ある上、社外部品も多数あり、部品入手には困りませんでした。只、一時同時に所有していた走行距離の少ない156Qシステム(色々いじってあったのも原因)が、度々不動に陥り、別の車なのに、同じ扱いとされ(156のV6は壊れる!)、結局、家族のものは同乗しなくなり、ここ最近は2年間で2,000kmの走行距離になってしまいました(主な用途は、往復20kmの通勤に月7日程度使用)。
車検は本年4月4日までのため、抹消渡しとなります。自身で積車又は仮ナンバーで引き取りに来てください(当方では手配いたしません)。また、抹消渡しとはいえ、車輛引き取り後は必ず名義変更(一時抹消登録後の所有者変更記録申請)を実施願います(現在の自賠責保険の有効期限は、本年4月16日12時までになります、同一県内の落札者が仮ナンバーを取得する場合に限り、この保険証を差し上げます、同一県内以外の方はこの対応は致しません)。
現車確認については、3月23、24日、30日、31日に双方の日時調整後、可能です(試乗を希望する場合は、運転免許証の提示、自動車保険・他車運転特約加入証の提示をお願いします)。
お支払いは落札金額+リサイクル料(17060円)+名義変更預かり金(20000円)になります。
落札後、48時間に連絡頂き、3日以内に支払い可能な方のみ入札願います。
取引はノークレーム、ノーリターンとなります。特に、古いイタリア車やフランス車は何故かオーナーが代わったとたんに不具合が発生する事があり、私自身も多々経験もしています(本車輌も引き取り翌日朝、エンジン掛からず焦りましたが、バッテリーのプラスターミナルの腐食によるものでした)。
そのため、出来る事でしたら積車での引き取りをお勧めします。遠方の方の仮ナンバーによる自走はお薦め致しません。
取引の手順としては、落札頂いた後 → 48時間以内に取引ナビより連絡 →3日以内にお支払い → 支払い確認後、現在の車検証の写しを連絡 →当方にて、一時抹消を実施。登録識別情報等通知書、譲渡証明書を準備→落札者にて車輛引き取り、その際、上記書類を手渡し → 落札者にて所有者変更を実施 → 当方にメールで連絡、確認後、保証金を返金
前記した通り、どなたか直して乗って頂ける方が希望でもあるため、質問は遠慮なくして頂いて結構です。
宜しくお願い致します。
(2024年 3月 25日 20時 01分 追加)
記載漏れとして、左側サイドスカート後部に割れが、あります。写真4で確認出来ます。宜しくお願い致します。
(2024年 3月 27日 09時 02分 追加)
本日通勤に使用したところ、助手席側のリアシート足元に水が入っていました(雨漏れ)。この症状は約2年前位から発生しています。大雨が降った際に起き、通常の雨では起きません。左側後部部分のウェザーストップの劣化と思われます。これも交換が必要になります。
(2024年 3月 30日 22時 21分 追加)
本日、トランクと物置を整理したところ、左側のドアミラーを交換した際、一緒に部品取り車より外した右側のドアミラーがありましたので、差し上げます。また、ノーマルマフラーも差し上げます。他、出てきた部品等は差し上げます。なお、不具合には相当しませんが、購入時よりフロントガラスに僅かな傷が1ヵ所あり、補修されています。因みに、毎回、持ち込み車検時にも指摘はありませんでした。