レストア予定だったのですが、急な引っ越しなど少々事情が重なり、出品することになりました。
江戸時代に作成された不定時法に対応した和時計です。
誂えの木枠に嵌められており、置時計として使用されていたのかと思います。
大きさとしてはおおまかに以下の通りです
外箱が70×100mm
内箱が57×90mm
時計37mm径くらい
割駒式文字盤で、鍵巻き式のイギリス製懐中時計の機械を流用しています。そのため、こうした和時計としてはかなり小型で、内箱はポケットに入る大きさです。
元々は印籠時計だったのかもしれません。
なお、内箱はかなり凝った作りで、銀製と思われる金具で止められており、開ける際のボッチもそれとはわからないように釘に見せています。木材もかなり良いものを使っているようで、これだけでも相当な値打ちかと思います。
ですので外箱を作ったのでしょう。
ヴァージ式のチェーンフュージーで、現状不動ではありますが、部品は揃っており、フュージーも切れていません。オーバーホールすれば動くところまではいくと思います。
古い時計ですので、整備前提で宜しくお願いします。
売り切りのつもりですが、あまりにも落札額が低い場合は取り下げる場合もあります。ご容赦ください。
(2024年 2月 29日 15時 30分 追加)
なお、現状振ればテンプはしばらく動きます。